修理部 名野です。
103系広D01編成製作第二回。
前回までの加工で、キットの4両から、
クモハ―モハ―クハ の3両編成になりました。
さらに細部に手を加えていきます。
先ずはヘッドライト。
ベースを低運転台ユニットサッシ車にしたので、初期車であるD01編成とは形状が違います。
そこで、KATO製101系メイクアップパーツセットのパーツを使ってみました。
元のブタ鼻ライトを削りますが、そのままだとライトのピッチが違う為、穴を拡大します。
ライトパーツは元の取り付け足を切り落としますが、
そのままだとやや厚みがあるので、半分くらいに薄く削ります。
ライトレンズもパーツセットより。
後でこれをライトユニットに組み込めるように加工します。
次にクハの加工。
実車は、2008年ごろクハにトイレが設置され、その部分の窓が埋まっています。
さらに、それに伴い側面方向幕が移設されたので、それを再現。
窓埋め材は、プラ板で塞いでも良いですが、なるべく素材を統一させたほうが均一に削れるので、前回妻面を供出されたボディから調達しています。
元の方向幕も、この時点で一旦埋めてしまいます。
中間モハも、側面方向幕がないタイプなので、同様に埋めておきます。
隙間が空いたら、少量の瞬間接着剤等で穴埋め。
乾いたら#400の耐水ペーパーの水研ぎで均して仕上げます。
移設された方向幕は、これも先ほどの「残骸ボディ」から調達しました。
雨どいごと切り出して、該当部分に移植します。
継ぎ目消しがシビアなので、慎重に。
これで大まかなボディ加工は完了。
だいぶ「らしく」なってきました。
次回は窓とクーラーの加工です。