動力メンテナンス法⑭

修理部 名野です。

キット用動力の組み立て編その3。

前回までで床板・集電板・モーターがつきました。

完了までもう少しです。

今回は駆動部の組み立てです。

先ずは、ギアボックスの組み立てから。

ウォームギアの「受け」をボックスにはめ込みます。

奥までしっかりと押し込んでおきましょう。

入りきってない場合、ウォームギアがブレるので、始動が安定しません。

「受け」が付いたら、ウォームギアを入れます。

このとき、回転部分に少量グリスを塗っておくと、動作音が少し静かになります。(付けすぎ注意)

これを、前後二つ組みます。

ギアボックスができたら、モーターの軸受けにシャフトを挿し、

ギアボックス側にも差し込んで、

シャフトが外れないように注意しながら、ギアボックスを床板の穴に設置します。

反対側も同じように。

この段階で、ギアボックスは置いてあるだけなので、傾けると外れます。

固定するには、上からダイキャストブロックを被せます。

ギアボックスが床板から外れないように気をつけ、真上から。

無事、ダイキャストブロックのセットが完了。

ひっくり返して、両側をネジで固定します。

このとき、ネジを固く締めすぎると、床板が割れる事がありますので、

軽く回していき、回転しなくなったところで止めておきます。

ただし、緩すぎても走行中の振動で外れてしまうので注意。

最後に台車を両側はめれば、

元通り、組み立て完了。

あとは、問題なく走るか動作確認をして完了です。

次回は、動作チェック時のポイントをお伝えします。

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