今日気づいたこと。
さて、まもなく完成です。
ついつい作業を急ぎたくなりますが・・・、
慌てずにジックリいきましょ~♪
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営業の中津です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。
板状の車体を組み立て、塗装をして、動力装置を組み込んで走らせる・・・、
『つくる鉄道模型』の醍醐味がギッチリと詰め込まれたエコノミーキットの魅力を、
貴方も味わってみては如何でしょう。
ここでは、「近鉄12400(12200)系」キットの題材に、
完成までの工作ひとつひとつをご紹介させていただきます。
まだ経験のない貴方にお伝えするような気持ちでご覧いただこうと考えておりますので、
是非これを機に、エコノミーキットに挑戦してみてください。
それでは早速・・・。
前回、ボディにナンバーなどを貼り終えましたので、
マークの保護と全体のツヤを整える目的で、クリアーコートを吹き付けます。
グリーンマックスの鉄道カラーからは、
NO.40/クリアーコート【光沢】とNO.44/クリアーコート【半光沢】が
ありますので、ツヤの好みで使い分けると良いでしょう。
さて、クリアーコートの乾燥を待った後、次なる作業は、コチラです。
ガラスパーツの装着です。
前面は3枚のガラスが一体のはめ込み式となっております。
こんな感じでサイドから滑り込ませまて・・・、
裏側から押し上げるようにはめます。
側面ガラスは、同梱の「透明塩ビ」で表現します。
車体裏側の凹みに合わせて、塩ビを切り出します。
使っているのは製図用品の“ディバイダー”。
コンパスの両端が針になっている、まさに寸法を取るための道具です。
車体裏側の寸法をそのまま塩ビに移し、針先で軽く印をつけたら・・・、
カッターやはさみなどで切り出します。
カッターの場合は、グッと押すような感じで切ると作業がスムーズです。
切り出した塩ビをピンセットで摘んで所定の位置へ・・・、
くれぐれも塩ビに傷をつけてしまわぬよう、注意が必要です。
接着には少々気をつかいます。
車体が「スチロール樹脂」なのに対し、ガラスは「塩化ビニール」、
素材が異なりますので、車体の組み立てに使った接着剤は使えません。
万能接着剤として有名な「ゴム系接着剤」
床板の工作の時にも使いましたね。
これを使って止めるのがセオリーですが・・・、
今回は、「木工用ボンド」を使ってみました。
木工用ボンドは水に溶くことができますので、
適当に薄めた水溶液を筆に取り・・・、
既に車体の凹みに置いた塩ビの隅っこにチョンと置きますと・・・、
“毛細管現象”により、水溶液が塩ビの全体を伝っていってくれます。
固着までには多少の時間が掛かりますが、
接着剤のはみ出す心配も少なく、仮に少々はみ出したとしても、
固着後は透明になりますので、仕上がりは汚くありません。
ただ唯一、塩ビはピッタリと車体に触れている必要があり、
歪んだ塩ビなどの場合は、適宜、細かく刻むと良いでしょう。
同梱の塩ビガラスには、画像のように“くもりガラス”も含まれています。
“くもりガラス”は、ココに使います。
ちょっと趣を変えたいような場合には・・・、
くもりガラスの裏側を“白”くしてあげると雰囲気が良いでしょう。
手元にこんなモノがありましたので・・・、
くもりガラスの裏から貼ってみました。
こんな仕上がりです。
表から見ますとこんな感じ・・・。
もちろん“くもりガラス”の雰囲気をそのまま活かしても良いですし、
くもりガラスパーツの表面を紙やすりで更に擦って、
摺りガラス状にしてみるのも良さそうですね。
お好みでどうぞ・・・。
続きはまた今度・・・。
それではこの週末も、素敵なホビーライフをお過ごしください。
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◆エコノミーキットシリーズ◆
NO.426/近鉄12400(12200)系4輛編成セット/本体価格3,000円
(台車、パンタグラフ、動力ユニット、車輛マーク別売)