修理部 名野です。
前回からの続き。
動力ユニットから外した台車です。
鉄道模型は、大半が車輪から電気を取っています。
この部分が良好な状態で維持されていれば、通常走行での問題はありません。
では、細部を見ていきましょう。
チェックポイント①:車輪の汚れ
走りが悪くなる原因の8割方はこの部分です。
新品状態はキラキラ光っています(黒染め車輪除く)が、だんだんと黒く汚れていきます。
車輪に付いた汚れは、レールクリーナーなどでこまめに落としましょう。
どうしても落ちない場合は、2000番ほどの目の細かい耐水ペーパーで軽く削ります。
ただ、削りすぎて車輪表面にキズが付くと、表面のメッキが剥がれ、集電性能が悪くなります。
多用は禁物です。
それでも落ちない、こんな状態になったら、新品と交換しましょう。
チェックポイント②・・・は次回へ。