塗装済キット1088/南海10000系サザンを組み立てる【6】

今日気づいたこと。

「作るの難しいんでしょ!?」

・・・よくお伺いするお客様のお声。

決まって、こうお答えしています。

「じっくりと時間を掛けて、作ること自体をお楽しみいただければ、

決して難しいものではありませんよ。」

できあがるまでの“プロセス”、この時間をどうぞご堪能ください・・・。

~~~~~~~~~~

(か)です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。

昨夏のリリースから、早1年が経過した『南海10000系サザン』。

完成品モデルと塗装済キットでの展開をしているアイテムですが、

ここでは、

工作未経験の方にも「作ってみようかな~」という誘いをご覧いただこうと思います。

丁寧なご案内を心掛けて参りますので、どうぞ、おしまいまでお付き合いください。

それではどうぞ。

前回はパンタグラフ無し屋根の工作をご覧いただきました。

今回はその続き、パンタグラフ付き屋根の工作をご覧ください。

まずは説明書。

屋根は“配管付き”を使い、クーラーは短い方を使います。

パンタグラフを取り付ける箇所には、屋根に穴が開いていますので・・・、

そこに取り付け足を差し込むだけでOKです。

パンタグラフは見てのとおりデリケートな形をしていますので、

屋根に装着する時には、力加減に注意。

そ~っと行ないます。

ボディへの装着。

妻面の配管と屋根の配管が揃うように、向きに注意します。

屋根をボディに取り付ける際は、接着剤は必要ありません。

 

続いて、床に目を向けてみましょう。

トレーラー車の床板パーツ。いわゆる汎用パーツです。

こちらは座席を表現するパーツ。これも汎用パーツです。

説明書の図を見ながら・・・、

こんな感じで装着します。

装着は少々固めな上、座席パーツがこのような形状ですので、

押し込み辛いかもしれません。

左右の座席パーツをある程度はめたら床板ごとひっくり返して、

床板を満遍なく押すようにすると、楽に確実に装着できますよ。

座席パーツ装着完了。

押し込みが足りていないと、背もたれの部分が通路側に斜めになってしまい、

不恰好です。ご注意を。

 

床は、説明書の図を見るように、2枚の板で構成されています。

先頭車の“運転台側”の端には、

“スイッチ”パーツを装着するように記されています。

このパーツはスライドさせることで通電のオンオフを行なうため、接着はしません。

また、床中央部にはウエイトを置きます。

これは車両のバランサの役を担います。

台車は付属のビスで止めます。

このビスは、2枚の床を繋げる役も担っています。

なおこのビス、締め過ぎは厳禁です。

「少しきつくなったかな」と感じたところまでで十分です。

また、下側になる床パーツは、

成形の条件でご覧のように反っていることが多々あるのですが、

台車をビスで固定することで・・・、

反りが解消されますので心配ご無用です。

 

今宵はここまで。

 

それでは今日も、素敵なホビーライフをお過ごしください。

 

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