ペーパーを 掛けた分だけ 愛が湧く
お粗末
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(か)です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。
やすりがけ、丁寧に進められていますか?
さて、ペーパーがけが済んだ車体には、削りカスのプラ粉が付着していたり、
手の油脂が付着しており、そのまま塗装作業を行なうのは宜しくありません。
使い古しのハブラシを使って削りカスを落としましょう。
特に窪んだ箇所へ入り込んだ粉は、しっかりと掻き出しておく必要があります。
食器洗剤を使って洗い水で洗い流すと、手指の油脂も落とすことができ、一石二鳥です。
洗い終えた車体は、自然乾燥させます。
乾燥しましたら、いよいよ塗装作業です。
突然の登場に“?”でしょうか。
これ、グリーンマックスのエコノミーキットの箱を“Z”型に折りたたんだものです。
これを・・・
こんな感じに使ってます。
吹きつけ塗装を行なうのに、車体を直に持つ訳には参りませんので、
ホルダーとして廃パッケージを使っています。
他にもトイレットペーパーやラップの芯であったり、
割り箸にティッシュを丸めたものをテープで止めた自作ホルダーであったり、
最近では市販品などもありますので、ご自分で使いやすいものを探してみるのが良いでしょう。
スプレーで塗装する場合、吹き初めと吹き終わりは車体から外すように。
また、塗料はサッと吹きかけるように、少しずつ何度も吹くようにします。
車体との距離は20センチから30センチ程度をキープ。
ひとつの面に対し、あらゆる方向から満遍なく吹くのが上手く仕上げるコツです。
文字にするのは難しく・・・、塗装作業は、何といっても“経験”です。
経験した分だけ、確実に上達します。
「より美しい塗装面を」ということであれば、やはりコンプレッサーを使ったエアブラシがオススメ。
スプレーよりきめ細かなミストを吹くことができます。
未経験のうちはハードルが高く感じますが、
一度その良さを知ってしまうと、もう手放すことはできません。
エアブラシの体験をしてみたい方、是非、グリーンマックス・ザ・ストアー横浜店のアトリエをご利用ください。
常設のコンプレッサーのご用意がございます。
ところで、吹いている色は車体色ではなく、グリーンマックス鉄道カラーの9番「ねずみ色1号」です。
【その8】で作業したパーツの継ぎ目が、きちんと処理できているかを確かめるのがその理由です。
処理のしきれていないところが、こうやって明らかになります・・・。
あら、ここも・・・、
あらあら、こんなところも・・・。
浮き彫りになったところを、更にペーパーで処理し、
最終的に綺麗な車体になりましたら、いよいよ本塗装に移ります。
根気の必要な作業ですが、頑張った甲斐があったと思える時がもうちょっとでやってきますので、
それまでは、ひたすら自分との勝負です。ゆっくりじっくり楽しみましょう!
それでは今日も、素敵なホビーライフをお過ごしください。
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