模型のマスクの方法って、実物のと同じ方法なんだ。
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(か)です、どうも。いつもご覧くださりありがとうございます。
エコノミーキットの醍醐味のひとつに“塗装”がありますが、
先日ご覧いただきましたこちらの続きを、ご覧ください。
グリーンマックス鉄道カラーNO.3黄かん色での塗装を終えたボディに、マスクを施します。
まず“忘れがち”な箇所を、最初にマスクしてしまいます。
“忘れがち”な箇所とは・・・窓部分の裏。これは、この後吹き付ける緑色が、
ボディの内側から窓縁、断面部分ににかかってしまうのを防ぐためです。
こんな感じです。隙間無くマスキングテープが貼れていればOKです。
次に80系の最大の特徴、“金太郎の腹掛け塗り”の前面をマスクします。
それを前面の塗り分けに沿って貼り付けていきます。
このキットの場合、ボディに薄っすらとガイドがありますので、それを目安にテープを沿わせます。
テープを細切りにしたのは、曲線に馴染みやすいようにする目的がありました。
同じように、オデコの部分も細切りテープでマスクします。
モールドを跨ぐところは、爪先や爪楊枝の先端などでしっかりとテープを押さえます。
ヘッドライト上の尖った塗り分け部分は、特に慎重に・・・。
センターからずれたり、曲線具合が歪んでいたりしますと、結構、目立ちます。
不要部分は、カッターナイフを軽くあてて切り落とします。
これで前面塗り分けの“縁取り”ができあがりました。
次はその中をマスクします。小さなテープをたくさん用意します。
これを縁の中側に貼り付けていきます。
広い面積の部分は、大きなテープで覆ってしまって大丈夫です。
複雑な塗り分け部分に、この“細切れテープ”は有効です。
こんな感じ。細切れは少しずつ重なるように貼り付け、魚の鱗状に貼るのがコツです。
何処に隙間が潜んでいるかも知れませんので、
念のため、マスキングテープの上に、マスキングゾルを薄く塗布しておきます。
これで前面の“金太郎の腹掛け塗り”は完了です。
そんなに難しいことないでしょ?
次に側面です。
窓部分をテープで覆いますが、テープの両端を持ち、軽く引っ張るような気持ちでボディに貼ります。
側面にも塗り分けのガイドが薄っすらとありますので、これを目安にします。
画像のようにマスクを2回に分け、上辺と下辺それぞれをマスクすると平行が出し易いです。
扉のような凹モールド部分は、爪先や爪楊枝の先端でしっかりテープを押さえた後、
軽く切り込みを入れ、テープの浮き上がりを防ぎます。
切り込みを入れた上から、もう1枚テープを貼り重ねたり・・・、
マスキングゾルを塗り重ねることで、切り込み部分からの塗料の侵入を防ぎます。
さ、これでマスク作業は完了です。ゾルが乾燥したら、緑色を吹き付けます。
続きは、またいずれ・・・。
それでは今日も、素敵なホビーライフをお過ごしください。